長田理事長、川本相談役の退任を求める 立命館大学文学部学生大会
立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で27日、文学部学生大会が開かれ、特別転籍問題で長田豊臣理事長、川本八郎相談役らの退任などを求める特別決議(全文はこちら)が採択されました。大会は1010人の参加で成立しました。
特別決議は、川本氏が一切処分されていないことや長田氏が減給処分に済まされたことを不十分とし、学生軽視の運営を行ってきた長田氏らは「その任を退く必要がある」としています。
議案書討論でも学園トップの退任を求める発言が相次ぎました。「立命館全体の評価が落ちた。信頼回復のためにも、学園トップの刷新こそ社会から求められているし、学生自ら学園をよくするために求めていかなければいけないと思う」(3回生)、「15億円のカットは大きな損害で減給処分では不十分だ。理事会の退任も含めた新たな処分が必要。生命科学部生だけの問題ではなく、一緒に学ぶ仲間として許せない」(1回生)などの発言に参加者からは「そうだ!」の声がかかり、共感の拍手が起こりました。(山手四郎)