「憲法9条京都の会」が発足 安斎、瀬戸内、鶴見氏が鼎談
「憲法9条京都の会」の発足のつどいが6月29日、京都市下京区で開かれ、1050人を超える参加で会を結成しました。
代表世話人に有馬賴底(臨済宗相国寺派管長)、安斎育郎(憲法9条メッセージプロジェクト代表)、梅原猛(哲学者)、茂山千之丞(狂言役者)、瀬戸内寂聴(作家)、鶴見俊輔(作家)の6氏を選びました。
「9条に寄せる私の想い」と題して鶴見俊輔氏が講演した後、鶴見、瀬戸内、安斎の3氏がてい談。9条に込める思いについて、瀬戸内氏は、「戦争はやってはいけない。戦争は反対と命をかけて9条を守ろうと思う」、鶴見氏は、「2つの原爆を落とされたのは日本だけ。その日本が9条を切り口に世界へメッセージを出す。その決意を持とう」と話しました。安斎氏は、「憲法9条を守れの力をさらに強めるため、参加者がまずは知人に伝えましょう」と呼びかけました。