「月給6万円じゃ生活できない」 青年雇用アンケートより(6)
民青同盟と日本共産党の両京都府委員会が青年雇用問題の改善にむけて取り組んでいる「08年働き方改善に向けたアンケート調査」の中間報告から一部を紹介します。
正社員(営業)の女性(30)
生活できません。フルタイム働いて月給6万8000円。生活できないので、会社が休みの土日にアルバイト。一方的な賃金の変更(賃下げ)があり、辞めるとなってからのくだらない嫌がらせがあった。
医療事務の男性(22)
根本的には人員不足なので、各々が精一杯の中で仕事をしている。だから、私は、新入職員だが、だんだん教育が不徹底になり、しだいに即戦力として使われるようになった。職場の人間関係もぎすぎすしたものがあり、一部ではいじめてきな人間関係もある。わたし自身も、年が離れていて、職場の人間関係のつくり方に多く悩むことがある。
広告代理店で働く男性(27)
職場の人間関係が微妙。労働時間が長すぎて、自分の時間がもてない。健康管理もしにくい。
正社員の男性(25)
職場での会話が少ない。労働時間中でもむだな時間がたくさんあると思うので、その時間を管理職の人間がよく考えてあげるべき。
飲食業の男性(29)
正規社員を減らして、バイト・派遣を増やしている
看護師の女性(21)
女性が働きやすい職場で、十分に子育ててきる職場環境にないと思います。女性が安心して出産・子育てできるサポートづくりを進めていってほしいです。保育園をもっとふやしてほしいと思います。
製造業の男性派遣社員(31)
正社員登用制をつくってほしい。
看護師の女性(25)
人員が少ないので、人を増やしてほしい。仕事の割には給料安い。サービス残業が長い。
飲食店でアルバイトする男性(21)
バイトで、有休をほしいといったら怒られる。バイトが必要なときといらないときがあって、収入も不安定。ずっとアルバイトは辛い。収入が少ないし、ずっと働きますという契約の方が、相互によい。「いつやめてしまうんや」と思われないし。
正社員の男性(35)
下請け、派遣の労働者に休日出勤・残業が多く、一人作業についている人は変わる人がいないなどで、有休がとれない。派遣業を野放しでなく、規制すべき。
販売業の男性(22)
労働時間が長い。残業代が出ない。基本給はあるけど、昇給部分は”総合的”に上司が思案している。