若者の雇用求め2市1町に要望 民青同盟乙訓地区
民青同盟乙訓地区委員会は7日、向日、長岡京両市と大山崎町に、安定雇用や賃金の底上げ、家賃補助、相談窓口の設置など青年の雇用対策を求める要請を行いました。
バイトの掛け持ちで生活している青年は、「風邪をひいて仕事を休むと給料が減る。年金も払えない今の状況が将来も続くと思うと、早く対策を行ってほしい」、週6日フルタイムのパート労働者は、「実家にいるからやっていけるが、1人暮らしはムリ」などと実情を訴えました。
対応した労政担当部課長らは、「2番目の娘が非正規で働いている」「青年に展望がない状況はいけない」などと発言し、「国・府に積極的に対策を求めていきたい」(向日市)と表明しました。
大山崎町では、真鍋宗平町長が対応し、「役場に来てもらえれば、どんな相談でも乗れる。みなさんの力も借りたい」と話しました。(小原明大)