京都市東山区の八坂神社内にある疫神社で31日、「疫神社夏越祭」(えきじんじゃなごしさい)が行われ、1日の吉符入(きっぷいり)から1カ月間続いた祇園祭が終わりました。
同神社の鳥居に設けられた大芽輪(おおちのわ)をくぐり、今年1年の無病息災を願おうと山鉾連合会、神輿会、万灯会、婦人会などの関係者や市民ら約400人が集まりました。
八坂神社の森壽勇宮司(61)は、「今年の祇園祭は猛暑の中での奉仕となりましたが、みなさまの協力で無事に祇園祭を終えられたことを感謝します。久世駒形稚児は立派に神輿を先導し、稚児と禿(かむろ)は協力しあって無事役目を終えました。お疲れ様でした」とのべました。