木津川市加茂町内で平和の鐘
第5回「かも平和の鐘」(同実行委員会主催)が15日正午、木津川市加茂町内6カ寺(岩船寺、高田寺、常念寺、浄瑠璃寺、大願寺、地蔵院)で実施され、町内に鐘の音が響き渡りました。
「つどい」は大願寺(小谷下)で行われ、50人余りの人々が参加。新林副住職が夜間中学校教諭時代に戦争体験を持つ高齢の生徒たちとかかわった話や福井弘氏は滋賀県大津連隊勤務での徴兵事務(赤紙発行)と戦死した兵の遺族への報告活動の体験を語りました。
参加者は、「かわいそうなぞう」の語りと琴と尺八の演奏も味わいながら戦没者への思いを新たにしました。
他の5カ寺でも、観光客や檀家総代さんなどを含め、50人余りの人々が平和への祈りを鐘に託しました。(松石弘)