中西伊之助没後50年、顕彰プレートを設置 宇治市五ヶ圧
プロレタリア作家で社会運動家として活躍した中西伊之助を顕彰するプレートの除幕式が、27日宇治市内で行われました。
中西伊之助顕彰会が、伊之助の没後50年を記念して、同市五ヶ圧芝ノ東44番地にある仕出料理屋「魚関」の敷地内に設置しました。同地は伊之助の著書『農夫喜兵衛の死』(改造社・1923刊)の舞台となり、伊之助自身も住んだ場所。「中西伊之助顕彰プレート」には、伊之助の紹介文と『農夫喜兵衛の死』の抜粋が書かれています。
同会の代表の勝村誠立命館大学政策科学部教授は「プレートを設置したことで、多くの人に中西伊之助のことを知らせ、彼の小説を読んでほしい」と語りました。
日本共産党の山崎恭一宇治市議も参加しました。