京丹波町にPCB汚染の産廃持ち込まないで
京丹波町の国道9号線沿いの土地に、猛毒のPCB廃棄物や汚染土壌が持ち込まれようとしていることが25日の同町議会で明らかになりました。日本共産党京都府議団(新井進団長、11人)と同町議団(東まさ子団長、3人)は27日、現地調査と関係者への申し入れを行いました。
持ち込みを計画しているのは、京都市に本社がある不動産開発会社。05年に神戸市でのマンション建設時に出土したPCB汚染の電気機器や土壌などドラム缶1414本分を同町の社有地に持ち込もうとしているもの。3年前にも持ち込みを計画しましたが、町が拒否したことにより断念。現在神戸市内で保管しています。
調査には、同党の松尾孝府議、東、山田均両町議、住民11人が現場周辺の区長宅などを訪問。区長らから「非常に迷惑」「神戸市で何とかならないのか」との声が出されました。
松尾議員らは、反対する住民を激励するとともに、府南丹保健所と府生活環境部から聞き取りを行い、府と町が協力し絶対に持ち込ませないよう強く求めました。
持ち込みに反対する住民らは、29日に集会を開き、署名運動を行う予定です。