京都市の不動産開発会社が、有毒物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)の汚染物質などドラム缶約1400本分を神戸市の市有地などから京丹波町豊田の同社所有地に搬入しようと計画している問題で、地元住民ら200人が29日、搬入予定地近くで決起集会を開き、反対運動を展開しています。
集会は、「京丹波町民の豊かで安心して暮らせる生活環境を守る会」(代表・山村彰豊田区長)が主催したもの。山村区長は、「持ち込まれたら安心して暮らせない。一丸となって断固阻止したい」と訴えています。
住民は、全町民の3分の1にあたる約5600人分の反対署名を1日で収集。集会後、区長らが京都府庁を訪れ、山田啓二知事に提出しました。