あやバス存続へ全力を尽くす 日本共産党綾部市議団
綾部市内を走る、通学やお年寄りなど市民の貴重な交通手段となっている「あやべ市民バス(愛称=あやバス)」の運行を市から委託されている業者が市に対し、委託契約の解除を申し入れていることが29日、明らかとなりました。日本共産党同市議団(堀口達也団長、4人)は同日、「存続させるために全力を尽くす」と表明しています。
あやバスは、旧京都交通の経営破たんを受け、同市が業者に運行を委託して、05年4月にスタートしたもの。市中心部から放射状に6路線が走り、市民の交通手段となっています。
業者は申し入れた理由として、「最近の経済情勢を踏まえた中での経営的判断から、契約解除をお願いした」と言います。
同日行われた日本共産党市議会報告・懇談会で堀口団長は、「市民の中に衝撃が走った。バスがなくなれば困る人が多いので、何としても存続させる必要がある」と述べました。