住民の声を出せる場が必要 木津川市の合併検証
1年半前に3町合併(木津・加茂・山城)でスタートした木津川市で8月30日、合併を検証するつどいが開かれました。「さわやかな木津川市をつくる加茂の会」(松石弘代表)が主催し、30人が参加しました。
2年前に合併した南丹市(園部、八木、日吉、美山)の高野美好市議(日本共産党・住民協働)が、合併後の美山のまちづくりについて報告。「さわやかな会」の岩田君子氏が、木津川市に合併した後の現状と問題点を報告しました。
参加者から、「山城も加茂といっしょで疎外されている」「住宅開発が自然を恐れないやり方で進められるのは問題」「支所の機能強化で都市内分権を」「自校方式の学校給食を守り広げてほしい」などの意見が出ました。
加茂・山城両地域審議会の委員や市議からは、「市全体をよくして行くためにも地域の声をしっかり言わなければ」という発言がありました。
つどいは、合併検証は1年半では不十分だとして、活動の継続と木津、山城でも検証する場を検討することを確認しました。(松石弘)