「貧困問題に関心持って」 全国キャラバンが街頭行動
9月29日に京都入りした、貧困撲滅と生活保護基準切り下げ阻止を訴える「反・貧困2008全国キャラバン」(主催・生活保護問題対策全国会議)は同30日、京都市内一円で宣伝。同日夕には、雨の中、中京区の四条大宮交差点一帯で「人間らしい生活と労働の保障を求めてつながろう」「生活保護基準切り下げ阻止」と書いた横断幕やのぼりを掲げて、訴えました。
弁護士や司法書士、労働組合などでつくる京都実行委員会のメンバーらが、「京都でも生活保護が受けられず、母親を殺害する痛ましい事件がありました。貧困問題に関心を持ってほしい」「日雇い派遣や登録型派遣を禁止し、労働者派遣法を労働者保護の徹底したものに改正すべき」などと呼びかけました。
全国キャラバンの一行は2日まで府内で宣伝、自治体要請などを行う予定です。