政治を変えられるのは共産党だけ 井上議員、石村候補が訴え
日本共産党の井上さとし参院国対委員長と石村かず子3区代表は25日、京都市伏見区の藤森商店街と大手筋商店街で街頭演説を行いました。
井上参院議員は解散目前の緊迫する国会情勢について述べ、「アメリカのバクチの破綻で日本の株価も一時7400円にまで落ち込んだが、麻生自公政権は国民の暮らしや中小企業に痛みを負わせて、大企業・大銀行応援ばかりではないですか。それに対して民主は審議すらしない、責任をはたさない。それどころか、憲法9条解釈で自衛隊の武器使用は禁止されているとの政府見解を乗り越え、自衛隊の武器使用を国連が決めれば認めるなどと主張している」と厳しく批判しました。大企業の税の応分負担や派遣労働問題など、企業献金など一切受け取っていない日本共産党こそが国民の暮らしをまもる政治に変えることができると訴えました。
石村3区代表は、南区の補欠選挙で共産党の議席が一つ増えた結果、全国政令指定都市で唯一京都市議会で後期高齢者医療制度廃止を求める意見書が採択されたことを述べ「一方、国会では後期高齢者医療制度廃止もない補正予算を民主党は簡単に賛成したんです。また民主党は早期解散ばかりの行動で党利党略だけ。だから国会でも共産党の議席をぜひ増やしてほしい」と訴えました。また、汚染米・事故米問題では、共産党が長年主張してきた日本農業を守ることこそが食の安全であると説きました。
演説を聴きに早くから待っていたお年寄りなどもあり両氏の演説に大きな拍手。石村さんも駆け寄って握手し和やかな街頭演説でした。(仲野良典)