唐長「紅葉展」はじまる 11月8日まで三条サロン
京唐紙の老舗「唐長」の「紅葉」展が11月8日まで、三条両替町の唐長インテリアサロンで開かれています。
唐長は寛永年間創業。現存する板木は650種を数え、紅葉の版木は12種類が残されています。今回の「紅葉」展では、当代の千田堅吉氏が作った作品約20点が並べられています。紅葉の1枚葉を和紙やもみ紙に散らしたタペストリーや、金箔で表した山に淡いピンクや緑、白で紅葉を描いた作品のほか、柿渋で染めた和紙に深い紅色で押した「枝紅葉」、黒やベージュ、桜色の和紙に写し取られた「吹き寄せ」など、昔ながらの文様が生きいきと描かれています。紅葉模様のランプや木箱なども展示されています。
唐長三条両替町サロンTEL075・254・3177。
唐長サイト