京都府職労大会 京都府職員労働組合連合(以下、「府職労連」)は1日、左京区の京都教育文化センターで結成大会を開催し、09年度運動方針と新しい役員体制を確立しました。
 今年4月に府立大学と府立医科大学が地方独立行政法人化されることに伴い、引き続き両大学に働くすべての労働者の労働条件前進を勝ち取ろうと、府職労の医大・府立大学の両支部で労働組合法適用の「京都公立大学法人労働組合」を立ち上げ半年間とりくみをすすめてきました。62年目となる府職労運動を継承・発展させるとともに、京都府に働く全ての労働者を結集する受け皿としての「府職労連」の結成を目指してこの間準備を進めてきました。結成大会に先立ち、その日の午前中に府職労は第85回定期大会を、法人労組は第2回定期大会を開催し、府職労連の結成を確認しました。
 代議員の発言では、教育条件整備について法人当局がその責任を放棄しており一層府職労との連携を強め京都府の公的責任を果たさせる必要があるとの法人労組組合員の発言や、行革で人員削減が進み身体も心もクタクタで職員がバラバラにされており「職場力の再生」が必要であること、官製ワーキングプアの解消のために非正規労働者の勤務条件改善と組織化に全力をあげる必要があることなどが語られました。
 大会には、自治労連の若井雅明委員長代行、日本共産党京都府会議員団の新井進団長が来賓あいさつしました。


 選出された役員は以下の通りです。▽委員長=森吉治▽副委員長=多田哲子、中島正雄、山口祐二▽書記長=福島功▽書記次長=西野弘、増田勝(結成大会でありいずれも新)
(F)