京都市職員労働組合(池田豊委員長)の第104回定期大会が1日、京都市中京区のラボール京都で開かれ、09年度運動方針などを採択しました。
 大会スローガンは、「運動が世論を 世論が運動動かす時」「なくそう『貧困と格差』! 住民との共同で要求を前進させよう」。小林竜雄書記長が08年度活動総括と09年度運動方針について報告しました。この中で、財政危機に陥った責任を明らかにせず将来展望もないまま、市当局が全職員の給与減額や1000人を大幅に上回る職員削減を提案していることを批判。
 また、門川市長が策定をすすめる「京都未来まちづくりプラン」など自治体構造改革に反対し、市民生活を守る取り組みを強め、市役所に働くすべての労働者の要求実現を目指すことなどを強調しました。
 
 来賓では、山村隆京都自治労連委員長、北本勤京都市労連委員長、梶川憲京都総評事務局長、西山とき子日本共産党京都府委員会副委員長があいさつしました。