民青同盟京都府委員会は9日、中京区の京都アスニーで教育評論家の三上満さんを招いた講演会が行われ、約60名の若者が参加しました。医療・福祉・保育の分野で働く若者を対象に、「仕事・生き方を一緒に考えよう」と開かれたもの。
 
 三上氏は、自らの教師生活を振り返りながら「挑戦すること、手を差し伸べること、自分を問い続けることが人間の生きていく印であり、それをそのまま発揮できる仕事が医療・福祉・保育である」と語り、「今アメリカは大きな転換を迎えている。日本も総選挙が近くあるが、人間を大事にする社会への転換のために若い力を発揮して欲しい」と締めくくりました。
 講演の後は感想交流と質疑応答が行われ、現場で働いている中での不満や悩みが出し合われました。参加者の中からは「自分の仕事に自信が持てた」、「三上さんの話を聞いて元気をもらえた」といった感想が聞かれました。企画の後には交流会も行われました。(S・K)