厚労省が定めた「“いい”介護の日」の11日、全国福祉保育労働組合京都地本と京都社保協は、京都市下京区の四条大宮交差点で宣伝を行い、「介護保険制度を本当に良い制度に変えるために、国の負担を増やし、保険料の値下げや介護報酬の引き上げを」などと訴えました。
福祉施設の労働者ら25人が参加。ヘルパーや保育士、京都社保協や新婦人のメンバーらがマイクを握りました。京都市の介護保険の予算が、年度末に32億円余ることを紹介し、「市は、保険料を高齢者に還元すべき。介護保険料を引き下げよ」と訴えました。国に対しては、介護報酬の大幅な引き上げ、介護福祉現場の劣悪な賃金・労働条件の改善を求めようとアピールしました。