光悦寺【１】Kouetu-ji Temple

　元和元年（１６１５）本阿弥光悦は徳川家康から拝領した鷹ヶ峰の地に一族縁者や工芸職人とともに移り住み光悦を中心とするいわば芸術村を営みました。その芸術村の足跡を象徴するのが光悦寺です。敷石が続く参道は生垣に囲まれ、了寂軒、本阿弥庵、三巴庵、大虚庵、徳友庵、騎牛庵、自得庵の７つの茶室があります。
　光悦寺を入ってすぐの参道には、赤・黄色・オレンジといったさまざまな色の紅葉がとても美しく咲き誇り多くの観光客でにぎわっていました。7つの茶室はとても落ち着いた雰囲気で風情があります。また美しく紅葉した鷹ヶ峰の山を望むこともできます。紅葉はまだ少し緑色の部分がありましたが全体的にはほぼ綺麗に紅葉していて、とても良い紅葉の見ごろの時期だと思います。