宮本氏「生活に苦しむ市民に親身な市政に」 宇治市長選公開討論会
宇治市長選の告示(30日)を前に、立候補予定者による公開討論会が20日、同市文化センターで開かれ、「21宇治市民ネット」の宮本しげお氏(62)は、「暮らしと営業を応援し、医療・福祉・教育を充実する市政に転換したい」と訴えました。
討論会は宇治青年会議所が主催したもので、宮本氏のほか、現職の久保田勇(60)、市議の片岡英治(73)、写真家の本郷弘(45)の各氏が出席しました。
久保田氏が「宇治市は府内でトップクラスの財政状況。さらに行政改革を進めたい」と市政継続を主張したことに対し、宮本氏は「財政状況が良くても、それが市民の暮らしに反映されていない」と批判。「生活に苦しむ市民に親身な支援を行う市政に転換することこそ大事だ」と力を込めました。