源光庵は1346年(貞和2年)に臨済宗大本山大徳寺の徹翁国師の開創によるものですが、1694年(元禄7年)に曹洞宗に改められました。本堂内の天井は、かつて伏見桃山城の床板として使用されていたもので、徳川家康の忠臣である鳥居彦右衛門元忠らが、石田三成の軍勢と戦った末、自刃した際の痕跡が残されています。また、本堂には悟りの窓と名付けられた円窓と迷いの窓と名付けられた角窓があります。円窓は大宇宙を表現し、角窓は生老病死の四苦八苦を表しています。
 庭のモミジはほとんどの木が色付いており、鮮やかなオレンジや落ち着いた赤の色合いを見せていました。円窓と角窓を通してモミジを眺めれば、視線が切り取られ、また違う趣きの庭を楽しむことができます。

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紅葉スポットDATA
  • 住所:京都市北区鷹峯北鷹峯町47
    TEL075・492・1858
  • 交通:市バス「鷹峯源光庵前」下車すぐ
  • 拝観時間:9:00~17:00
  • 拝観料:400円
  • 紅葉状況:
  • 紅葉樹:カエデ