しょうざん界隈

　金閣寺の前を通り、鏡石通りを北上するとしょうざん光悦芸術村の辺りへ抜けられます。鷹峯にはかつて本阿弥光悦の営んだ芸術村が存在し、しょうざんはその伝統を背景に建てられています。
　しょうざんの中はちょっとした庭園のような造り。小川が流れ、見事に手入れされた真っ赤なモミジが迎えてくれます。また、しょうざんは大文字山の麓に位置しており、しょうざんの周りを歩くだけでも、山の紅葉を楽しむことができます。
しょうざんの敷地をぐるりと回って鷹峯街道の方へ抜ければ、豊臣秀吉が京都整備の一環で築いた「御土居」という史跡も見ることができ、歴史と芸術に浸りながら散策することができそうです。