ジヤトコ八木工場派遣107人雇い止め 共産党の申し入れで判明
日本共産党の成宮まり子京都国政委員長と吉田幸一衆院京都4区候補、府会議員団は5日、南丹市八木町にある自動車部品製造会社のジヤトコ八木工場へ、雇い止めをやめるよう申し入れました。その中で同工場が20日までに派遣社員107人全員を雇い止めすることが分かりました。
成宮氏らは、その場で解雇撤回を要求。あわせて有期雇用の途中解雇など「整理解雇の4要件」を満たしていない解雇は無効であり、派遣社員などの非正規雇用労働者の雇用確保や正社員化をすすめるよう求めました。
同社の業務管理課の役員は、円高・金融危機の影響で自動車会社からの受注が減り、生産量が昨年の2分の1に激減していると述べ、「仕事がなく、本社からの指示で、派遣社員107人を雇い止めすることにした。契約期間中の雇い止めもある」と語りました。
成宮氏らは、再度雇用確保を求め、ジヤトコ本社にも申し入れの中身を報告するよう要請しました。
申し入れには、加味根史朗府議、日本共産党南丹市議団が参加しました。