「雇い止め」は中止を 共産党、三菱自動車へ申し入れ
日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)と同党京都府・市議団らは19日、三菱自動車の京都工場(京都市右京区)を訪れ、実情を聞き取り、非正規労働者の「雇い止め」の中止などを求めて申し入れました。
同府委員会の渡辺委員長は、非正規労働者の「雇い止め」など、不況のしわよせを労働者にまわすことを中止し、雇用確保につとめるよう求めました。
同工場の副所長や管理部次長らが対応し、「会社として全国で1100人の契約を打ち切る。現在京都にいる期間工100人を12月末までに削減する予定。急激な生産の大幅減退のもと、避けられない」と回答しました。
渡辺委員長や同党の成宮まり子京都国政委員長らは、再度「雇い止め」の中止を求め、有期雇用契約中の解雇は労働契約法違反であり、雇用を継続することや離職者の再就職支援などを求めました。
申し入れには、加味根史朗府議、岩橋ちよみ京都市議らが参加しました。