京都の年中行事を締めくくる恒例神事として、毎年全国から多くの参拝客が訪れる北野天満宮(京都市上京区)の「終い天神」が25日、開かれました。しめ縄や干し柿、漬物など正月用品を売る露店が立ち並び、参拝客は最後の縁日を楽しんでいました。
午前中は雨が降り、漬物の露店の人は、「例年より参拝客が少なく、露店の数も少ない気がします」と残念そうでした。
干し柿を買い求めた奈良から来た女性(64)は、「新年に天神さんの柿を食べて、来年も健康に過ごしたいです」と話していました。
家族連れも見られ、子どもたちはおいしそうにたこ焼きを食べたり、的屋で夢中になって欲しいおもちゃを狙ったりしていました。