市民の7割「京都市水族館」に反対
22日に開かれた京都市議会の「まちづくり消防委員会」で、京都市下京区の梅小路公園内への水族館建設計画について、市民意見募集の結果、反対意見が約7割であったことが分かりました。日本共産党の加藤広太郎議員の質問で明らかになったもの。日本共産党市議団が「情報公開請求」により、市民意見募集で集まった市民の声を手に入れ、集約しました。
加藤議員は、市民意見249通のうち、「反対」145、「どちらかといえば反対」24、「賛成」38、「どちらかといえば賛成」22、とその内訳を明らかにし、「反対」「どちらかといえば反対」の意見を合わせると約7割が水族館建設に反対する意見であったことを明らかにしました。
質疑の中で、市民意見の全体が、検討委員会委員にも門川市長にも届けられず、要約されたものだけが渡されていたことが理事者の答弁で明らかにされました。
加藤議員は、「市民の生の意見を市長にも直ちに届けるべき。市長はそれに目を通した上で設置許可をするかどうかの判断をすべきだ」と強く求めました。