保育の水準を下げるな 玉本市議が追及
京都市議会2月定例会の代表質問が25日行われ、日本共産党の玉本なるみ議員は保育問題や、福祉・社会保障問題について門川市長をただしました。
玉本議員は、保育士が低い給料で、人手が足りない中でも懸命に園を運営している保育現場の実態を示し、市の民間保育園への補助金5億円削減計画について「昨年12月市議会で、全会一致で保育水準の維持拡充を求める決議をしたことをないがしろにするもの。民間保育園へのプール制を堅持するために補助金削減を撤回すべき」と求めました。
門川市長は「5億円削減しても、プール制の枠組みを維持できないとは考えていない」と強弁。玉本議員は、「市長には保育の補助金カットに対する現場や保護者の不安の声が届いていないのか。保育の水準を下げることがあってはならない」と強調しました。
玉本議員は、学童保育利用料、国民健康保険料、給食費などの値上げ中止や、学童保育の指導員体制の充実や国保証の資格証明書発行中止などを求めました。