京都市立看護短大の廃校方針を撤回せよ 共産党市議団
京都市は25日、突然、市立看護短期大学(3年制、中京区)の募集を来年度から停止して11年度末に廃校する方針を発表しました。11年度、佛教大学(北区)の新学科設置を口実にしたもの。日本共産党市会議員団(山中渡団長、20人)は26日、「市立看護短期大学廃校の白紙撤回を求める」申し入れを行いました。
2月定例議会の予算委員会で同党議員が、同短期大学の廃校の意向について問いましたが、「4年制化」にむけて検討していると答弁しただけで廃校についてはふれていませんでした。同党議員団は、議会が終わった途端に提案するやり方は議会軽視だと批判し、○公立として抑えてきた学費水準が維持される見通しがない○看護短大の職員や学生、市民にも説明がないなどの問題点を挙げ、「今回の廃校方針は暴挙と言わざるを得ない」と強調し、方針の白紙撤回を求めています。