烏丸下立売の北側にある旧有栖川宮邸の枝垂れ桜が見事に咲いています。この桜は1952年に堂本印象画伯の発案で、醍醐寺三宝院内の実生の枝垂れ桜を移植したもの。秀吉が催した「醍醐の宴」の桜の孫にあたると言われています。
 有栖川宮邸は1625年に創設され、約300年続きましたが、大正時代に高松宮家に祭祀が継承され、その後1891年に現地に移築され、京都地方裁判所長官舎として使用されていました。昨年、平安女学院が取得しました。
 烏丸通に面しており、歩道から見上げると、傘のようにひろがった花群が青空に映えます。

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桜スポットDATA
  • 住所:京都市上京区烏丸下立売北側
  • 交通:地下鉄烏丸線「烏丸丸太町」徒歩5分
  • 開花状況:
  • 品種:シダレザクラ