東寺は正しくは教王護国寺といい、平安建都の際に都の南玄関、羅城門の東に作られました。東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は、天長3年(826年)弘法大師の創建着手に始まりますがしばしば震災を受け、焼失すること4回に及んでいます。現在の塔は、徳川家光の寄進によって竣工した総高55メートルの現存する日本の古塔中最高の塔です。
 その有名な五重の塔の周りには桜が満開に咲いていました。風が吹くと桜の花びらが舞い散り、とても幻想的です。受付の門を入ったすぐ左手には、「不二桜」と呼ばれている大きな枝垂れ桜が満開に咲いていてとても綺麗でした。春休みも終わり、平日という事もあってそれほど観光客の数は多くなく、とてもゆったりと桜を見る事ができました。桜の見頃も今がピークです。

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桜スポットDATA
  • 住所:京都市南区九条町1番地
    TEL075・671・9612(拝観受付)、TEL075・691・3325(代)
  • 交通:市バス「東寺東門前」下車すぐ。近鉄京都線「東寺駅」下車徒歩10分
  • 拝観時間:08:30~17:30(夏時間3月20日~9月19日)
  • 拝観料:五重塔・金堂・講堂:大人800円、中学生以下500円
    宝物館:大人500円、中学生以下300円
    観智院:大人500円、中学生以下300円
    共通券:大人1300円
  • 開花状況:
  • 品種:ソメイヨシノ、不二桜、河津桜 ほか
  • url:東寺─世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺