空自奈良基地は展示飛行中止せよ 共産党京都府委など
日本共産党京都府委員会は17日、航空自衛隊奈良基地に対し、23日に予定されている基地祭で行われる展示飛行・事前訓練飛行を中止するよう申し入れました。
展示飛行はジェット戦闘機や大型ヘリコプターなどを使用し、琵琶湖から京都市、宇治市、城陽市、木津川市周辺などの京都府内上空を、高度500~1700メートルの低空で飛行するもの。同「基地祭」の一環として06年から毎年実施されており、飛行ルートの周辺住民から、「密集住宅地で事故が起きれば大惨事になる」「子どもが起きだして怖がっていた」など不安と抗議の声が上がっています。
申し入れでは、「学校や保育園などの上空でジェット戦闘機の低空飛行訓練や展示飛行を行うことは許されない」とし、展示飛行を中止することを求めています。
申し入れは成宮まり子京都国政委員長、浜田よしゆき京都6区候補、新井進府議団団長、前窪義由紀府議団副団長、矢口まさあき城陽市政策委員長、田村和久・洛南、谷口清久・山城両地区委員長の連名で行われました。