こいのぼり舞う中、9条を考える 左京区・養徳
「養徳九条の会」こいのぼりの集いが10日、左京区の東開公園で開催されました。五月晴れに大きな鯉のぼりが舞う公園には小さな子ども達から高齢者まで約100人が集いました。
「賑わい太鼓」による開幕太鼓に続き、「洛北青年合唱団」、「こまさくバンド」、「そうたとおやじバンド」の演奏を楽しんだ後は、地域のお二人から大阪空襲、シベリア抑留の戦争体験がこもごも語られました。
今回で5回目。出演者は毎回レギュラーで、ソプラノ歌手吉田早夜華さんは3年連続出場です。回を重ねるごとに出演メンバーや内容が広がり、参加される方たちもまた年々広がっていき、平和を通しての新しい出会い、つながりがうれしい集いです。
藤井実行委員長はあいさつで、「『戦争NO! 平和が大切』を特に若い人、子どもたちに伝えたいと取組みを始めたこの企画。去年、今年と中学生、小学生も参加してくれだしたのが何よりうれしい」とのべました。あらためて憲法9条を考える一日となりました。(松下芳子)