共産党は核廃絶の先頭に立って全力あげる こくた国対委員長
日本共産党京都府委員会は30日、京都市下京区の四条柳馬場で緊急の国政報告街頭宣伝を行い、同党のこくた恵二衆院議員・国会対策委員長、井上哲士参院議員、吉田幸一衆院京都4区候補らが訴えました。
こくた議員は、核兵器廃絶の問題で、北朝鮮の行った核実験を厳しく批判し、「日本が世界から核兵器をなくすために国際的なイニシアチブをとる必要がある。国際的な核廃絶のために日本共産党は先頭に立ち、平和な世界をつくるために全力をあげます」と訴えました。
また党首討論で西松建設の違法献金問題について説明責任の果たせない自民、民主の態度を批判し、「本当に政治とカネの問題を追及するのならば、企業献金を受け取らない日本共産党が党首討論に立つしかない」と強調しました。
井上議員は、29日に成立した09年度補正予算について、「高速道路整備をはじめ、自動車産業やテレビ産業などの大企業・財界の要望通りのもの」と指摘。生活保護の母子加算切り捨てや大企業の「派遣切り」を放置するなどの国民生活を苦しめる自民党政治を批判し、「国民の暮らしと命を守る日本共産党を伸ばして下さい」と呼びかけました。
吉田候補は、大企業優先でバラマキ型の補正予算を批判し、「『派遣切り』など不当な解雇・リストラで多くの国民が苦しんでいます。大企業優先でなく、人間らしく働き、生活のできる社会に変えていきましょう」と訴えました。