中田過労死裁判を学ぶ 京都労働相談センターは13日、京都市中京区のラボール京都で、中田衛一さんの過労死裁判の現状と課題などについて学習しました。
 「第8回労働相談学習・交流集会」として行ったもので、36人が参加。2001年に過労死した中田衛一さんの労災認定を求める裁判の現状と課題について毛利崇弁護士が講演。毛利氏は、今後の課題として中田さんの長時間労働や作業環境、睡眠の量・質などをいかに証明するかが大切だとのべました。
 また、中田さんの母親が、「2度と過労死で苦しむ人がいないようにしてほしい。健康で安全に働ける社会にしていきたい」と訴えました。
 集会では、京都府労働委員の吉岡勝氏が労働委員会の活用の仕方について講演しました。