市長筆頭に脳外科再開を要請せよ 京丹後市議会で共産党
府立与謝の海病院(与謝野町)で脳神経外科が休診になり、宮津市以北の地域で緊急治療ができなくなった問題が11日の6月定例京丹後市議会本会議で取り上げられました。日本共産党の田中邦生議員が一般質問で、同病院の脳神経外科の再開のため、市長を先頭に市をあげた運動を進めるべきだ、と提案しました。
同病院の脳神経外科が休診になった4月以降、丹後の住民から「丹後に住んでいるが故に、助かる命も助からない」と不安の声があがっています。
田中議員は「脳神経外科の再開は、一刻の猶予も許されない課題であり、中山市長を先頭に京丹後市をあげた運動が求められている」と迫りました。
中山市長は「あらゆる機会を通じて関係機関に可能な限り要望する」と答えました。