京都ハンナリーズ プロバスケットボール「bjリーグ」に今年10月の開幕から新規参入する、「京都ハンナリーズ」(デビット・ベンワーヘッドコーチ)のトライアウトが26日、京都市体育館(右京区西京極)で行われ、全国各地から84人が参加。約3時間半、チーム入りをかけて、技術と力をアピールしました。
 ハンナリーズは、ドラフト会議(16日)で瀬戸山京介選手(26)ら5人を指名。トライアウトは、開幕に向けて日本人8人、外国籍選手4~5人でのチーム編成を目指す中、「潜在能力ある選手を探しながらチーム作りを進めたい」(多田羅隆文・スポーツコミュニケーションKYOTO代表)と開いたものです。
 最年少の17歳の高校生から昨シーズンまでbjリーグでプレーしていた選手や外国籍選手ら実力あるメンバーが集結。12チームに分かれ、NBAでも採用されているランやシュート、ドリブルなどのメニューをこなし、最後は試合形式で競い合いました。
 終了後、ベンワーヘッドコーチは、「みなさんが全力を出す姿を見せてもらいました。今回は高い技術を持った選手を探しています。引き続き技術の向上に努めてください」と話し、青野和人アシスタントコーチは、「レベルが高く、いい選手と出会うことができました」と感想を述べました。
 福岡から日帰りで参加した東憲二郎選手(28)=ガード=は、「常に自分に足りないものを追求しているので、今回は技術の高い選手が多くて刺激になりました。持っているものは出し切ったと思います」と話しました。選考結果は7月上旬に出されます。