京都市水族館計画明らかに 市民意見は8月10日まで
「京都に水族館はいらない」「のどかな公園をなくさないでほしい」と市民から怒りの声が上がっている、梅小路公園(京都市下京区)への水族館建設で、建設を計画しているオリックス不動産はこのほど京都市に水族館の「開発構想届」を提出しました。13日から一般市民が縦覧し、意見を出すことができます。
計画では、同水族館は梅小路公園の北東部に予定。のべ面積が1万500平方メートルで、地上3階、高さ14メートル。ドーム型の展示施設や屋外展示施設を建設するとしています。
オリックス不動産が提出した「開発構想届」は8月2日まで、京都市役所の都市計画課で縦覧することができます。「開発構想届」によると、この計画に関する住民説明会を29日午後6時から、梅小路小学校体育館で開きます。
京都市は8月10日まで、水族館計画などに関して意見を募集しています。住所・氏名を明記した上で、建設計画について意見を書き、郵送で提出できます。
意見書のあて先は、〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地「京都市都市計画局都市企画部都市計画課」。
昨年同市が集めたパブリックコメント(市民意見)では、約7割が水族館建設に反対の意見でした。