両「京芸」60年を祝う
京都を拠点に活動する劇団京芸と人形劇団京芸の「創立60周年記念合同レセプション」が18日、京都市下京区で開かれ、演劇関係者をはじめ各界から90人が参加しました。両劇団は、劇団「京都芸術劇場」として1949年に創設され、1960年に舞台劇と人形劇の専門性を追求するため、2つの劇団に分かれて現在に至ります。
人形劇団京芸代表の谷ひろしさんが祝いの人形芝居「夷舞(えびすまい)」を披露し、劇団京芸代表の藤沢薫さんが「8月の両劇団合同公演『ウイッシュリスト』は、人形と人間がぶつかりあうまれな芝居。記念の芝居にふさわしく大きく成功させたい」とあいさつしました。
京都勤労者演劇協会(京都労演)運営委員の亀尾紀佐さんが、「60周年をステップに、両劇団が新たな京都と日本の文化の創造拠点になることを期待します」と述べました。日本共産党京都府委員会の西山とき子副委員長が、祝福の言葉をのべました。