福知山航空基地の記録パンフレットに 5年がかりで市民団体
第2次世界大戦末期、福知山市に建設された旧海軍福知山航空基地(通称=石原飛行場)について、市民団体が調査・記録したパンフレットをこのほど発行しました。初版の300部があっという間に売り切れ、第二版を急きょ印刷するなど話題になっています。
発行したのは「中丹地域の歴史と文化を掘りおこす会」(大槻友行代表)。04年から当時の資料を収集し、住民、関係者など20人から聞き取り調査して、全体像を記録しました。
同基地は戦時中に建設され、未完成のまま終戦を迎え、戦後、地元住民らに払い下げられ、耕作地にするため解体されました。現在、各所に燃料庫や工場跡が残っています。(詳しくは、週刊しんぶん京都民報8月23日付)
パンフレット1部400円。問い合わせ先は、同会TEL0773・49・0628(大槻)。