市田氏最終盤訴え 自公政権退場の審判が下り、民主党中心の政権ができる流れが決定的になる中で、日本共産党の市田忠義書記局長は29日、「民主党にも不安があるという方々の気持ちをしっかり受けとめる日本共産党を伸ばしてほしい」と訴えました。
 千本一条(京都市上京区)の交差点に集まった多くの聴衆を前に市田氏は、民主党のマニフェストでかかげられた「子ども手当」について、子育て支援をすることはよいが、配偶者控除と扶養控除を廃止して庶民増税をされては困るという国民の声が高まっていると指摘。また民主党の「高速道路無料化」について、国民の67%が「評価しない」としているとし、「高速道路の無料化には1・3兆円必要だが、同じ額で子どもと75歳以上の医療費の無料化ができる。優先すべきは医療・福祉だ」と、その問題点を正しました。