市立看護短大の存続・4年制化を 卒業生有志が「会」結成
京都市長が一方的に市立看護短大を廃止して佛教大に統合することを発表した問題で、同短大の卒業生らでつくる「あかね同窓会」のメンバーらが9日、「京都市立看護短期大学の存続と、4年制化を求めるあかね同窓会有志の会」を結成しました。
現在入会者は161人で、結成総会には36人が参加。同短大存続と4年制化の実施、現在市が一方的に行っている学生の募集停止をやめて募集を再開させることを求め、議員への要請行動やビラ配布、署名活動などの宣伝行動することを決めました。
同会の参加への「よびかけ」文では、門川市長が関係機関や市議会にも報告せず、一方的に同短大の廃止と佛教大への統合を発表したことを批判。学生や労働組合、看護団体などから廃止の反対を求める声が上がっていることを紹介し、「市の方針は若者の願いを踏みにじるもの」と、存続と4年制化を強く求めています。