門ゆうすけ初早朝宣伝 「府民本位の新しい民主府政をつくる会」の門ゆうすけ知事候補は11日、京都市左京区の出町柳駅前で初の早朝宣伝を行い、「府民の命、暮らしを守るために政治のリハビリを行いたい」と訴えました。
 門氏は、医師でありながら知事選への出馬を決めた理由について、院長を務める第二中央病院に最近数カ月で5人の末期がん患者が受診に訪れたとのべ、「保険証がなく、ぎりぎりまで病院にかかることができなかった人たち。こうした人たちを守るためには医療機関でじっとしていられなかった」と語りました。
 府民の暮らしを守るためには社会保障の充実が最も大切とのべ、産科医や小児科、脳神経外科の医師不足など府内の医療崩壊の打開に向けて、「大学病院をはじめ公的病院、民間病院、開業医などオール京都で臨むことが必要。そのためにも知事のリーダーシップが欠かせない」と強調。リハビリ専門医として、「府民一人ひとりと力を合わせ、府政、国政がもたらした“障害”を取り除く政治のリハビリをしっかり行いたい」と力強く訴えました。
 宣伝には、第二中央病院の職員らが応援に駆けつけ、「すこやか薬局」で働く甲田賢太郎さんは、「命を守る最前線で働いてきた門先生を知事に押し上げて、命が大切にされる府政を実現してほしい」と激励しました。