医労連定期大会 京都医療労働組合連合会は12日、京都市中京区で第87回定期大会を開き、医療・看護を守る看護闘争、基本的人権としての社会保障の確立など6つを重点課題にした10年度運動方針を採択しました。
 開会あいさつで、森田しのぶ委員長は「衆議院選挙で医療・社会保障の大改悪を進めてきた自公政権に、国民が審判を下した。組合員数は3年連続前年比増となり、新しい情勢のもと、後期高齢者医療制度廃止や、医師・看護不足の解消、京都市立病院をはじめ地域医療を守るたたかいを前進させる絶好のチャンスだ」と述べるとともに「来春の知事選挙で、門ゆうすけ知事を実現するため奮闘しよう」と呼びかけました。
 「府民本位の新しい民主府政をつくる会」の門府知事候補が「府民の医療や暮らしを守るため、医療労働者と力をあわせて、新しい府政を実現したい」と訴えました。
 梶川憲・京都総評事務局長らが来賓あいさつを行いました。
 大会で選出された役員は次の通り(敬称略)。
 ○委員長=森田しのぶ○副委員長=勝野由起恵、白石日出文、香川裕一○書記長=松本隆浩○書記次長=蟹川陸晴、坂田政春、塩見正(いずれも再)