「国民の願いを実現させる新内閣に」 共産党・成宮候補ら訴え
日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補と、同党の候補者として総選挙をたたかった原俊史(2区)、石村和子(3区)、吉田幸一(4区)、吉田早由美(5区)、浜田良之(6区)の各氏らは16日、同日鳩山内閣が発足したことを受け、中京区の三条烏丸交差点付近で「日本共産党は建設的野党として、国民の要求を実現するために全力をあげる」と決意を訴えました。
成宮氏は、民主党が総選挙で圧勝したことを「国民が自公政権への失望と怒りをぶつけた結果」と指摘し、鳩山内閣に「国民の声にしっかりと耳を傾けることを求めたい」と強調。労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度廃止、障害者自立支援法「応益負担」の撤廃、生活保護の母子加算の復活、高校の学費無料化などの政策実現を求めることを述べ、「鳩山内閣の良いことには賛成し、日米FTAの締結や比例定数削減、憲法改悪、消費税増税など国民の暮らしを脅かすものには歯止めをかけていきます。財界やアメリカ中心の社会を大本から変えるために全力をあげていきます」と訴えました。
選挙をたたかった5人が、「核兵器のない日本と世界をつくるために運動を広げていく」(原)、「医療や介護の国民負担を減らし、社会保障を充実させたい」(石村)、「労働者派遣法を抜本改正し、人間らしく働ける社会の実現を」(吉田幸一)、「日米FTA締結を許さず、農業を守っていきたい」(吉田早由美)、「後期高齢者医療制度廃止などの政策を実現させるために全力をあげる」(浜田)と訴えました。