「慰安婦」問題の早期解決を 学習会に120人
日本軍「慰安婦」問題の早期解決を目指す学習会(同実行委員会主催)が10月25日、京都市下京区のひと・まち交流館京都で開かれ、市民ら約120人が参加しました。
京都教科書ネット代表の須田稔立命館大学名誉教授が開会あいさつし、吉川春子元参院議員が「今がチャンス、日本軍『慰安婦』問題の早期解決を目指して」と題して講演。吉川さんは、当時の野党3党(民主、共産、社民)で共同して早期解決のための法案を提出してきた経過を踏まえ、新政権にその実現を迫るためにも、「草の根で運動を広げ、世論を盛り上げていくことが大事」と強調しました。
また、京田辺市で早期解決を求める意見書採択を実現した請願署名実行委員会、女性国際戦犯法廷ハーグ判決を実現する会、新婦人城陽支部、旧日本軍性奴隷の解決を求める全国同時企画・京都実行委員会からそれぞれ特別報告が行われました。
新婦人府本部の森下総子会長が閉会あいさつし、いっそうの学習と共同の輪を広げていくことを呼びかけました。(冨樫豊)