年金者組合20周年 全日本年金者組合京都府本部は4日、上京区のホテル平安会館で結成20周年を記念した祝賀会を行い、府内各支部から100人余が集まりました。
 あいさつに立った今井康雄委員長は、年金労働組合運動の盛んなイタリアへ旅行したことが結成のきっかけになったエピソードや結成時1071人の組合員でスタートし、今では4800人をめざすまでに発展していることを語り「組合員の皆さんの努力のたまもの。最低保障年金制度の実現目指し、現実政治に大きな影響力を持つ組織をめざしたい」と述べました。
 会場では、府内26支部中、高齢者人口の1%を達成した13支部が紹介され、代表して人口比4%を達成したトップの北桑田支部が表彰されました。
 同組合の松井幹治・中央副委員長、京都総評の岩橋祐治議長、京都高齢者運動連絡会の岡本康代表委員が祝辞を披露。門ゆうすけ府知事候補がメッセージを寄せました。
 日本共産党から成宮まり子党府国政委員長(参院京都選挙区候補)、同党2区代表の原としふみ氏、同党6区代表の浜田よしゆき氏が参加。成宮氏が「今の鳩山政権のもとではたたかわなければ政治は前進しません。国民が主人公の新しい政治の実現のため、ご一緒にがんばりましょう」と述べました。
 前進座の俳優・藤川矢之輔さんが「宝船」の舞を披露し、お祝いの言葉をおくりました。