参院選勝利へスタート集会 共産党・市田書記局長、成宮候補が訴え
日本共産党京都府委員会は19日、京都市左京区の京都会館で来年夏の参院選挙で日本共産党の躍進と同党の成宮まり子参院京都選挙区候補の勝利を目指す「参院選勝利スタート集会 国民の立場で新しい政治をもっと前に!」を開き、約1800人が参加ました。市田忠義書記局長・参院議員が日本共産党の躍進を訴えました。
市田書記局長は、国民が「自公政治ノー」を突きつけて誕生した民主党政権について、生活保護の母子加算の復活など一定の国民的要求の実現はありながらも「財界・大企業優先」と「アメリカ言いなり」の「2つの異常」から抜け出す立場にないと指摘。後期高齢者医療制度をただちに廃止できないことや、沖縄の米軍普天間基地移設問題で海外・県外移設を行えないなど、選挙公約との矛盾が生まれていることを批判し、「日本共産党は大企業優先や日米軍事同盟絶対の政治から抜け出し、国民の立場に立って政治を前に進めます。そのためにも、参院京都選挙区の成宮さん勝利と、府知事選挙では門ゆうすけ知事候補の勝利を」と訴えました。
成宮氏は、訪問した農協役員から米価の価格保障など日本共産党の政策に期待を受けたことや、成宮氏が2月から続けている路上生活者支援ボランティアでの深刻な実態などを紹介。中小企業支援策や子どもの医療費無料化の拡充、世界一高い学費の軽減、後期高齢者医療制度の早期廃止などの政策を語り、「今度こそ日本共産党の京都の議席を取り戻します」と決意を述べました。
京都府知事選挙で立候補を表明している「民主府政の会」の門ゆうすけさんが、「府内各地を訪問し、マニフェストづくりをしています。医療など社会保障や中小企業支援策などを充実させ、ひと・いのちが大切にされる府政をつくるために全力を上げます」と訴えました。
学生や主婦、元ホームレスの男性などが発言し、成宮候補勝利と日本共産党の躍進を訴えました。