京都紅葉宇治上神社20091118 世界遺産にも登録され、古都京都の文化財の一つである宇治上神社は、実際のところ創建年代が定かではありません。しかし2004年、本格的な調査によって、本殿は1060年ごろのものとされ、現存最古の神社建築であることが裏付けられました。すぐ近くに宇治神社があり、明治維新前は両方を合わせて宇治離宮明神、八幡社と呼ばれ、現在は宇治神社を下社・若宮とするのに対して、宇治上神社は上社・本宮と呼ばれています。
 本殿のすぐ下にある拝殿は鎌倉時代前期の宇治離宮を移築したものといわれ、貴族の屋敷のような寝殿造の趣きを伝えています。特に縋破風(すがるはふ)といわれる手法を用いた屋根は、他の寺社建築とはひと味違った美しさを感じさせます。
 また、本殿の造りも特殊で、外から見えるのは覆屋で、中に小さな本殿が3つ、応神天皇、菟道稚郎子(うじのわけいらつこ)、仁徳天皇を祀ったものが並んでいます。
 こちらの紅葉もまだ少し先になりそう。境内にある大きなケヤキの木は、見事に黄色に葉を染めています。

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京都紅葉宇治上神社20091118
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京都紅葉宇治上神社20091118
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紅葉スポットDATA

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  • 住所:京都府宇治市宇治山田59 TEL0774・21・4634
  • 交通:京阪宇治線「宇治」より徒歩10分、JR奈良線「宇治」より徒歩20分
  • 時間:8:00~16:30
  • 紅葉状況: