不戦のつどい・わだつみ 「戦没学徒の悲劇を再びくりかえさず、平和な世界をつくろう」と9日、第56回「不戦のつどい わだつみ像前集会」が立命館大学国際平和ミュージアム(京都市北区)で開かれ、学生、院生、教職員、市民ら約150人が参加しました。
 立命館大学の学友会・教職員組合・理事会などでつくる実行委員会の主催。戦没学徒を象徴する「わだつみ像」が同大学に建立されて以来、太平洋戦争開戦日の前後に毎年行われています。
 実行委員会を代表して学友会中央常任委員長の寺島拓人さんがあいさつし、「私たちが豊かに学ぶためには平和な社会でなければならないことを、わだつみ像は教えてくれる。不戦の誓いを新たにしよう」と話しました。
 参加者は戦没学徒とすべての戦争犠牲者に黙祷を捧げ、わだつみ像に献花を行いました。(山手四郎)