一刻も早い「慰安婦」被害女性への謝罪と国家補償を 長岡京市議会
長岡京市議会は14日、「『慰安婦』問題について政府の誠実な対応を求める」意見書を賛成多数で採択しました。賛成したのは、日本共産党、民主フォーラム、公明党、ほうれんそうの会。同様の意見書採択は全国で12番目です。
意見書では、旧日本軍の関与を認め、お詫びと反省を表明した1993年の河野官房長官談話以降も謝罪や国家補償を行われず、被害女性が高齢化する中で一刻も早い対応が必要と強調し、▽閣議決定による謝罪と国家補償、名誉回復の措置▽真相究明を進め、国民の理解を深め、次世代に伝える―など2点を要請しています。
府内では京田辺市議会が今年6月、慰安婦問題の早期解決を求める意見書を全会一致で採択しています。